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サーバー(FTP / SFTP)への接続

サーバー上のフォルダを、パソコンのフォルダと同じようにペインで開けます。 転送用の別アプリを立ち上げなくても、いつもの 2 画面のまま行き来できます。

登録と接続の確認はナビペインの接続先ビュー(ナビペイン 参照)で行い、開いたあとの操作はローカルのフォルダとほぼ同じです。

  • 登録する: サーバー名・ホスト・ポート・ユーザー名・認証方式(パスワード/秘密鍵)・初期フォルダを登録します。ポートを空欄にすると、選んだ方式の標準の番号(SFTP は 22、FTP は 21、FTPS は 990)を使います。表示名を空欄にすればホスト名がそのまま名前になり、ユーザー名を空欄にすると FTP では匿名接続になります。下部のボタンから接続テストを実行でき、つながるかをその場で確かめられます。

  • 開く: 接続先ビューの行をダブルクリックするか、フォルダを開くボタンを押すと、操作中のペインにサーバーのフォルダが出ます。フォルダを開く・上の階層へ戻る・パンくずで途中の階層へ飛ぶといった操作は、ローカルと同じように使えます。右クリックのメニューからも開けます。

  • どちらのペインがサーバーかひと目で分かります。 パンくずの先頭にサーバー名が出るので、ローカルのフォルダと取り違えたまま操作することがありません。

  • 取り込む(ダウンロード): サーバー側のファイルを選んで、もう一方のペインへコピーすれば取り込めます。フォルダごとまとめて取り込むこともできます。進み具合は画面下部に出ます。

  • サーバー側を操作する: 送信(アップロード)・削除・名前の変更・フォルダの作成ができます。ローカルと同じ操作で行えますが、取り消し(Ctrl+Z)はサーバー側には効きません — サーバーには「元に戻す」に当たる仕組みが無く、消したものを戻す手段が無いためです。削除の前には確認が出ます。

  • アクセス権を変える: サーバー上のファイルやフォルダのアクセス権(パーミッション)を、右クリックのメニューから変更できます。

  • 文字コード: FTP では、サーバーによってファイル名の文字コードが異なります。名前が化ける場合は、登録の画面で文字コードを指定してください(SFTP は常に UTF-8 のため指定は不要です)。

  • 安全のための決まり

  • パスワードとパスフレーズは、この Windows ユーザーだけが復号できる形で保存されます。 別のパソコンやユーザーへ設定ファイルを持ち込んでも復号できないので、その場合は入力し直しになります。

  • 秘密鍵は複製せず、ファイルの場所だけを覚えます。 鍵の実体を増やすと、あとで消して回る対象が増えるためです。
  • SFTP は初回にホスト鍵の指紋を表示して承認を求め、承認した指紋を記録します。 次回以降に違う鍵が出てきたときは接続を中止します。サーバーを作り直しただけのこともありますが、接続先がすり替えられている可能性もあり、その区別はご本人にしか付けられないためです。
  • FTPS の証明書も検証します。 検証せずに無条件で受け入れる設定は用意していません。
  • 接続は使うときに初めて張り、しばらく使わなければ自動で切ります(起動時には何もしません。転送中の接続は切りません)。

  • ローカルと違うところ: サーバー上のファイルは実体がこのパソコンに無いため、次の点がローカルと異なります。

サーバー上のフォルダ
アイコン 名前と拡張子から決まる標準のもの
サムネイル 取得しません(1 件ごとにダウンロードが発生してしまうため)
ほかのアプリによる変更の反映 行いません(手動で更新してください)
ダブルクリックで開く できません(先にパソコンへ取り込んでください)
取り消し(Ctrl+Z) 効きません

つながらなかったときに、空のフォルダとして見せることはありません。 必ず理由を表示します。

  • 料金: サーバーへの接続は Pro 版の機能です。

接続先ビューとペインでの操作

  • 接続先ビュー: SFTP・FTP・FTPS のサーバーを登録し、接続を確かめられるビューです。

    一覧の各行にはサーバー名と接続先(sftp://user@host の形)が並びます。行頭のアイコンで通信が暗号化される接続(SFTP / FTPS)と、平文の FTP を見分けられます。

    下部のボタンで開く・追加・編集・接続テスト・削除を行います。行をダブルクリックすると、操作中のペインで開きます。

    右クリックメニュー: 行を右クリックすると「ペインで開く / A ペインで開く / B ペインで開く / 接続先を編集 / 接続テスト / 削除」が出ます。右クリックした行はその場で選択されます。何も無い場所を右クリックすると「接続先を追加 / 一覧を更新」が出ます。

    アドレスバーから登録する: このビューを開かなくても、ペインのアドレスバーに sftp://user@host/path の形で直接打ち込めます。

    • その接続先がまだ登録されていなければ、打ち込んだ内容(プロトコル・ホスト名・ポート・ユーザー名・フォルダ)を埋めた状態で「接続先の追加」が開きます。パスワードを入れて保存すれば、そのままそのフォルダが開きます。
    • 登録済みであればそのまま開きます。
    • 書式が読み取れないときは、どこが読めなかったかをお知らせします(ポートの書き方、ホスト名の不足、アドレスに書けないパスワードなど)。
    • アドレスバーに 3 文字以上打つと、登録済みの接続先のうち名前・ホスト名・アドレスのどれかに当てはまるものが候補として下に並びます。↓ で候補へ移って Enter、またはクリックで開けます。Esc で候補を閉じます。

    • パスワードとパスフレーズは、この Windows ユーザーだけが復号できる形で保存します。別の PC やユーザーへ設定を持ち込むと復号できないため、その場合は入力し直してください。

    • 秘密鍵は複製しません。 ファイルの場所だけを覚えます。
    • ポートは空欄のままにすると、選んだプロトコルの標準の番号(SFTP は 22、FTP は 21、FTPS は 990)を使います。
    • 表示名を空欄にすると、ホスト名がそのまま名前になります。
    • ユーザー名を空欄にすると、FTP では匿名接続になります。

    ホスト鍵の確認: SFTP ではじめて接続するときは、サーバーが提示した指紋を見せて承認を求めます。管理者から知らされている指紋と一致することを確かめてから承認してください。承認した指紋は記録され、次回からは確認しません。記録した指紋と違う鍵が出てきたときは接続を止めます — サーバーを作り直した場合もありますが、接続先がすり替えられている可能性もあるためです。心当たりが無ければ接続しないでください。

    ペインで開く: 行をダブルクリックするか、フォルダを開くボタンで、操作中のペインにサーバーのフォルダが表示されます。フォルダを開く・上の階層へ戻る(Backspace)・パンくずで途中の階層へ飛ぶといった操作は、ローカルのフォルダと同じです。

    リモートを開いているペインは、次の 3 つで見分けられます。

    • タブのアイコンがサーバー型になります。
    • アドレスバーの先頭にプロトコルのバッジ(SFTP / FTP / FTPS)が出ます。
    • ペインの外周にアクセント色の縁が付きます。

    平文の FTP だけは警告色で表示します。FTP はパスワードもファイルの中身も暗号化されずに流れるため、SFTP / FTPS と同じ見た目にはしていません。パソコン側のペインの見た目は変わりません。

    • リモートにはファイルの実体がこの PC に無いため、アイコンは名前と拡張子から決まる標準のものになり、サムネイルは取得しません(1 件ごとにダウンロードが発生してしまうため)。同じ理由で、ほかのアプリによる変更の自動反映(フォルダの監視)も行いません。
    • 繋がらなかった場合、空のフォルダとしては表示しません。 理由を通知します。
    • リモートのファイルはダブルクリックしても開きません。先にパソコンへ取り込んでください。
    • Grep 検索・CSV / Excel 書き出し・ハッシュ計算など、パソコン上のファイルを直接読み書きする機能はリモートでは使えません(実行すると理由を表示して止まります)。

    パソコンへ取り込む: リモートを開いたペインから、パソコン側のペインへドラッグ&ドロップします。フォルダを選べば中身ごと取り込みます。

    • 進捗はファイル数ではなくバイト単位で表示します(1 件が巨大なときに止まって見えないため)。
    • 同名のファイルがある場合は、上書き・別名で残す・飛ばすを選べます(ローカル同士のコピーと同じ確認画面です)。
    • 取り込んだファイルの更新日時はサーバー側に合わせます。取り込んだ順ではなく元の順で並べ替えられます。
    • 途中で失敗・中止したファイルは削除します。 中途半端な大きさのファイルが、取り込めたものとして残らないようにするためです。
    • 取り込んだあとは Ctrl+Z で取り消せます。
    • サーバーが返した名前がそのままでは Windows のファイル名にできない場合(.. を含む、使えない文字があるなど)は、その項目だけ飛ばして件数をお知らせします。

    サーバーへ送る: パソコン側のペインから、リモートを開いたペインへドラッグ&ドロップします。フォルダを選べば階層ごと送り、途中の階層は自動で作ります。同名がある場合の確認、バイト単位の進捗、失敗時の後始末は取り込みと同じです。

    削除: Delete キー、または右クリックメニューから削除します。

    • ごみ箱には入りません。元にも戻せません。 Windows のごみ箱はサーバー側には無いためで、確認の文言でその旨をお伝えします。

    名前の変更: F2、または一覧上のインライン編集で変更します。Ctrl+Z で戻せます(ネットワーク越しの処理のため、押した時点では待たずに実行されます)。

    フォルダの作成: ローカルと異なり、先に名前を尋ねます。ローカルは「既定の名前で作ってから名前を変える」流れですが、リモートで同じことをすると往復が 2 回(取り消した場合はさらに削除で 3 回)必要になり、遅い回線ではそのまま待ち時間になるためです。

    サーバー間の直接転送には対応していません。 いったんパソコンへ取り込んでから送ってください。

    中断した転送の再開: 転送の途中で接続が切れた場合、受け取った(または送れた)ところから続きを試みます。

    • 同じファイルにつき最大 3 回まで、待ち時間を刻んで伸ばしながら試します。
    • やり直すのは回線側の失敗だけです。権限が無い・パスが無い・認証に失敗したといった、いつやっても同じ結果になるものは即座に諦めます。
    • 送信の再開時は、サーバーに実際に届いている量を聞き直してから続きを送ります。

    アクセス権の変更: リモートの項目を選んで右クリック →「アクセス権を変更」で開きます。

    • 所有者・グループ・その他の読み取り/書き込み/実行を格子で切り替えます。
    • 数字(644)と記号(rw-r--r--)を同時に表示します。管理者から指示される形はどちらもありうるためです。
    • 複数選択にまとめて適用できます。現在の値は開くたびにサーバーへ聞き直します。

    ファイル名の文字コード(FTP のみ): 接続先の設定で「自動 / UTF-8 / Shift_JIS」を選べます。自動のままで大半のサーバーは正しく読めます。 UTF-8 を名乗らないサーバーで日本語のファイル名が化けるときだけ変更してください。SFTP には無い設定です(SFTP の名前は UTF-8 と決まっているため)。